すべての素材がヒューマングレードで安心『モグリッチ』
何で彼女はこんなにラスボスに見えるんだ?
彼女は今、ホラーマンガの登場人物に見える。
古見さんがまだ痩せていた時に俺は何巻か読んだ後に読むのをやめた。今、彼女はバキバキに鍛えている・・・あの広い肩を見てよ! ガッデム、彼女がどうやってビルドアップしたのか知るために続きを読む時が来たようだな。
彼女は友情は一時的なもので、筋肉こそが永遠に続くものであると気付いたんだ。
古見さんがどうしてクソ・マッチョになったのか知りたい。
古見さんは作品を通してどんどんマッチョになっていくぞ。
彼女が片居くんにもらったボディービルの本を読んだのかいつも気になっていたんだ。これがその答えのような気がする。
古見さんは『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラになったんだ。
これは『見える子ちゃん』の新巻のカバーじゃないか!
ナレーション「彼らは彼女がコミュニケーションが取れないと思っていた・・・しかし、彼女はただ復讐を遂げようとしていたのだった・・・。」
ナレーション「最初、彼らは彼女がとても不安を抱えていることをただ怖れていた。しかし今では彼女の正義感を怖れている。」
(燃え盛る建物から離れて歩いていくガスボンベを持った古見さんがスローモーション・ショットにフェイド・イン。)
ナレーション「炎に蛾が近づき一瞬で燃え尽きた・・・彼女は復讐を望んでいる・・・。」
(ブラックアウト)
(タイトルカードが映り、銃声鳴り響く。)
ナレーション「『古見さんはコミュ症です:アヴェンジャーズ』今秋公開。」
俺達が見たことがない6枚目のリアクションだ。
ちょっとあの広い肩を見てよ。オーマイガー。
これが美術教師がアニメの絵を描いて欲しくない理由よ。顔のプロポーションが間違っている。本当に人間ではないように見える。
作中の前半のキャラデザと後半のキャラデザを比較すると時間の経過と共にどれだけ絵が悪化したのか見て取ることができる。その変化が好きな人もいれば退行したと言う人も知っているが、変化が面白いと思っている。
僕はこの作品のアートが全く好きではないので、この表紙も例外ではない。ただ見た目が悪い。
『古見さんはコミュ症です』はホラーマンガになった。
愛猫とのあまいひとときを演出する魅惑のおやつ『モグリッチ』